「ストックホルムでワルツを」でビル・エバンスを演じたピアニストが来日中
ジャズを母国語で歌ったスウェーデンの歌手モニカ・ゼタールンドの伝記映画「ストックホルムでワルツを」。
モニカがかなり勝手な女性として描かれていて、個人的にはあまり共感できなかったのですが、それを打ち消してあまりある演奏シーンがいくつかありました。
一番のハイライトは、名曲「ワルツ・フォー・デビー」でのモニカとビル・エバンスの共演。それまでのモヤモヤが一気に解消されるような名シーンでした。そこでビル・エバンスを演じたピアニストがランディ・イングラム。ビル・エバンスにしては少しふっくらしてるかなと思いましたが、音色は雰囲気がよく出ていました。
(本物のビル・エバンスはこんな感じ。このアルバムは彼の初リーダー作です)
ランディ・イングラムは現在、ベースのマット・ブリューワーとのデュオツアーで来日中です。既にいくつかのコンサートは終わっていますが、今後のスケジュールとしては、9月29日に東京・南青山のBody & Soulでライブが行われるようです。
こちらはモニカとビル・エバンスの共演アルバム。映画で彼女を演じていたエッダ・マグナソンとよく似てますね。
- アーティスト: モニカ・ゼタールンド・ウィズ・ビル・エヴァンス,モニカ・ゼタールンド,ビル・エヴァンス,チャック・イスラエルズ,ラリー・バンカー
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2011/06/22
- メディア: CD
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