仕事が嫌になったからブロードウェイでミュージカル観てくる

Nothing is as beautiful as something that you don’t expect.

クリスティーナ・アギレラの体育会系セクシー:バーレスク

5月に6年ぶりの新作アルバムを発表したクリスティーナ・アギレラ。彼女の映画デビュー作が、この「バーレスク」です。

【あらすじ】アイオワ州から歌手を目指してLAにやってきたアリ。たまたま入ったバーレスク・クラブでのショーに魅入られ、オーナーのテスに自分を売り込む。ところがクラブは借金を抱えて閉店の危機にさらされていた…。(あらすじ終わり)

クリスティーナ・アギレラのプロモーションビデオみたいな映画です。アイオワのレストランで歌うシーンから迫力満点(こんなに上手なら地元でも有名になりそうなのに)。筋はあってないようなもので、とにかく華やかでセクシーなショーシーンを楽しむための作品と言えるでしょう。アギレラはこの映画のためにダンスを練習したそうですが、色っぽくかつ逞しく、頼もしさすら感じるパフォーマンスでした。あんなに首を激しく動かして、むちうちにならないかな、とちょっと心配になりましたが。

クラブのオーナー、テスを演じるシェールは「ガラスの仮面」の月影先生風。最近では「マンマミーア・ヒアウィーゴー」でも話題になりましたね。途中で唐突な感じがするソロもありますが、さすがの貫禄です。クレジットでは彼女がトップに表示されます。11月には伝記的ミュージカル「The Cher Show」もブロードウェイで上演されるようです。

Dancing Queen

Dancing Queen

  • シェール
  • ポップ
  • ¥1600

テスの良き理解者でゲイの衣装係は、「プラダを着た悪魔」に似たようなデザイナーが出ていたなと思ったら、同じスタンリー・トゥッチでした。テスが彼に「何か嘘をついて」と言うシーンがとても好きです。その他、アリに宿を貸す気のいいバーテンダーをキャム・ギガンデットが好演。

バーレスク・クラブはLAにいくつかあるそうで、このお店のHPに載っている動画を見ると、かなり映画に近い雰囲気です。

日本にも、この映画を意識していると思われるバーレスク東京なるお店があります。3500円〜楽しめて、女性の一人客もいるとか。ちょっと覗いてみたい。