仕事が嫌になったからブロードウェイでミュージカル観てくる

Nothing is as beautiful as something that you don’t expect.

オペラ座の怪人(劇団四季)

観劇日:2021年1月1日

劇場:JR東日本四季劇場[秋]

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昨年アンドリュー・ロイド・ウェバー卿のはからいで無料配信された、ラミン・カリムルー&シエラ・ボーゲス版を観て、ぜひ生でシャンデリアを見てみたいと思っていました。

晦日にコロナ感染者が東京で1300人を超え、あまり大きな声では言えない観劇となりましたが、お正月にふさわしいきらびやかな舞台でした。

【以下、ネタバレを含む感想】

プリマドンナのカルロッタ登場シーンから、キャストの圧倒的な歌唱力を堪能。クリスティーヌのハイトーンも聴けて満足でした。

席は2階の前から3列目でしたが、シャンデリアも綺麗に見え、中盤の嫉妬に苦しむファントムも近くで見られ、大変お得感がありました。舞台は意外とこじんまりとした印象。

マスカレードのシーンは、新年にぴったりの華やかさでテンションが上がりました。

ドンファンの勝利」シーンはなかなかの色っぽさだったので、客席のお子様達には刺激が強すぎないかと、ハラハラしてしまいました。

結果としてクリスティーヌはラウルのもとに行くのですが、彼女とファントムが音楽で共鳴する様を見ていると、2人にしか共有できない世界が確かにあるのだなと思いました。

最後ファントムがウェディングベールをかき抱くところでは涙、涙…ご丁寧に背後にクリスティーヌとラウルの幸せな姿を浮かび上がります。

歌い上げるデュエットから、ファントムの囁くようなソロ、猿のオルゴールにいたるまで、音楽のひとつひとつが美しく、しかも生オケで聴け、お腹いっぱいの観劇初めでした。25周年ロンドンキャスト来日イベント「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2021 "The Reunion"」もぜひ行きたい!

こちらは原作本です。