仕事が嫌になったからブロードウェイでミュージカル観てくる

Nothing is as beautiful as something that you don’t expect.

ロケットマン

鑑賞日:2019年8月23日

映画館:TOHOシネマズ日本橋

エルトン・ジョンの伝記的映画。「ユア・ソング」誕生シーンのPVを観て心が震えるほど感動し、公開初日に観に行きました。でも、これから観に行く方は、この動画を前もって観ない事をお勧めします。やはり、ここがクライマックスの一つで、映画館で初めて観る方がいいと思うからです。

あらすじは「ボヘミアン・ラプソディ」をなぞるような面も多く、特に目新しいものはありませんでした(マネージャーも同じ人が出て来るし)。ただ一番の違いは、本人が存命だという事。あんな破茶滅茶な生活をして、なお72歳で元気にしているとは、エルトン・ジョンはかなり丈夫な人なのだと思います。オーバードーズで病院に運び込まれた2日後にドジャースタジアムでのコンサートを成功させるなんて、常人には到底成し遂げられる事ではありません。

主演のタロン・エジャトンは、可愛らしい顔をしていて、演技も一瞬一瞬おそろしく丁寧で、歌にも魂がこもっていて素晴らしい役者さんでした。それでも彼とエルトン・ジョンがコンサートで共演している動画を見ると、明らかにエルトンの方が安定感抜群なのです。

辛い家庭環境で育って、寂しい思いをしたかもしれないけれど、それに負けない生命力を持った巨人、選ばれし人なのだと思いました。

作詞家のバーニーとの友情も感動的でした。今回、ユアソングの歌詞を初めてちゃんと知りましたが、こんなに奥ゆかしい素敵な言葉たちだとは思いませんでした(ドンマイ、ドンマイ、気にするな、というような内容かと思っていた)。バーニーも存命なので遠慮もあるのか、描き方が一面的だと思わなくもありませんでしたが、変わらず支え続ける彼の眼差しのおかげで、今のエルトンがあるのだなと感じました。バーニーを演じたジェイミー・ベル(「リトルダンサー」の主人公だった)が温かさと品があって、とても良かった。

この作品、ブロードウェイでジュークボックス・ミュージカルになりそう。

ザ・ベスト~僕の歌は君の歌

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ロケットマン(オリジナル・サウンドトラック)

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リトル・ダンサー [DVD]

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