仕事が嫌になったからブロードウェイでミュージカル観てくる

Nothing is as beautiful as something that you don’t expect.

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

マノン・レスコー(METライブビューイング)

鑑賞日:2018年8月29日 映画館:東京劇場 METライブビューイング初体験の演目は、ロジャース&ハマースタインにも影響を与えているプッチーニの「マノン・レスコー」。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で上演されたオペラの録画を映画館で観られるというも…

200人の市民が参加するシェイクスピア:ペリクリーズ(ナショナルシアター)

8月26日~28日にロンドンのナショナルシアターで上演されるシェイクスピアの「ペリクリーズ」。200人を超えるロンドン市民と6人のプロの俳優が作り出すパブリック・アクトとして注目を集めています。 【あらすじ】タイアの王子ペリクリーズは自分が恵まれて…

現代のヨブ記をシャドーキャストの手話と:I Was Most Alive with You

「キスへのプレリュード」の脚本家で、ミュージカル「アメリ」も手がけたクレイグ・ルーカスの舞台が、オフブロードウェイでプレビュー公演中です。1つの役につき2人の俳優がそれぞれ英語と手話で演じるそうです。 【あらすじ】アッシュは恵まれた日々を送…

My Fair Ladyの新イライザ役、「ジプシー」のローラ・ベナンティに

現在ブロードウェイのリンカーン・センターで上演されているMy Fair Lady。イライザ役のローレン・アンブローズが10月21日で降板になるそうです。理由はテレビシリーズ出演のため。 新しいイライザ役のローラ・ベナンティはどんな人かというと、2008年に「ジ…

MoMA(ニューヨーク近代美術館)

今回のニューヨーク旅行で、舞台以外で一番行って良かったのがMoMA。身体中の細胞が喜んでるような感覚を覚えました。 日本に来たら一枚でも長蛇の列が出来そうな絵画をゆっくり観られるのは至福のひとときですし、現代美術作品の一つ一つも面白くて、思わず…

神経症ミュージカル「ニューロシス(Neurosis)」

オフ・ブロードウェイで気になっている作品をもう一つ。8月17日に上演を開始したばかりのミュージカル「Neurosis」。 2人の男女が神経症を持ちながら恋に落ちる、という話のようです。劇中では神経症が擬人化されている模様。 オフィシャルサイトの簡単な説…

2019年2月日本公開:メリー・ポピンズ・リターンズ

東急シアターオーブでの日本プロダクションも好評だったメリー・ポピンズ(私も2回観ました)。その後日談映画「メリー・ポピンズ・リターンズ」が12月25日クリスマスにアメリカで公開されます。日本公開は2019年2月1日。 メリー・ポピンズ役はエミリーブラ…

夭折の作家が残したもの:Be More Chill(ビー・モア・チル)

まだオフ・ブロードウェイ上演中でありながら「アメリカで最も人気があるミュージカルの1つ」と呼び声の高いのがBe More Chill。 【あらすじ】ジェレミーは高校生。学校で日蔭者になっていることを嘆いている。彼はある日、いじめっ子のリッチからSQUIPとい…

1969:The Second Man(月に降り立った2人目の人類)

8月24日〜9月8日にオフブロードウェイFourth Street Theatreで上演されるミュージカル「1969:The Second Man」。絶対観に行けませんが、面白そうなのでメモ。 【あらすじ】人類で(ニール・アームストロングに次いで)2番目に月面歩行を果たしたバズ・オル…

アレサ・フランクリン追悼「You'll never walk alone」

アレサ・フランクリン追悼の意をこめて、彼女の歌ったミュージカルナンバーをご紹介。 You'll Never Walk Aloneアレサ・フランクリンR&B/ソウル¥250provided courtesy of iTunes 「You'll Never Walk Alone」はロジャース&ハマースタインによるミュージカル…

10/20一般販売開始「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」

昨年NYに行った時に観ておけばよかったと思っている作品の一つが「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」。日本人キャストで来年1月に上演されます。 ブロードウェイ版ではジョシュ・グローバンが出演したことで話題になりま…

NTLive「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」

鑑賞日:2018年6月16日 映画館:吉祥寺オデヲン シェイクスピアの「ハムレット」に出てくる脇役2人を主役に据えた不条理劇です。 最初は意味の通らないセリフの羅列を聞かされているようでも、だんだん主題が明確に立ち上がってくるのはお見事でした。 不本…

仕事に行きたくない時に聴きたいミュージカルナンバー

インスタがおすすめしてくれたミュージカルFirebringerの曲「We Got Work to Do」。冒頭でI don't really want to do the work todayと繰り返し歌われるのですが、仕事が嫌になった時に聴くと、自分の気持ちを代弁してもらえるようで、心がすっとします。 We…

時差ボケに負けずにブロードウェイ観劇を楽しむには

今までブロードウェイでミュージカルを観て、本場の素晴らしさに感動しながらも、いいシーンで睡魔に襲われることが度々ありました。NYでしか観られないエンターテイメントを万全の態勢で楽しむにはどうすればいいのか。それが今回の私の大きなテーマでした…

ダイアログ・イン・サイレンス

体験日:2018年8月12日 会場:ルミネ0 新宿NeWoman 数年前にダイアログ・イン・ザ・ダークを体験して楽しかったし、音の無い世界に興味があったので、友人と行ってきました。 ダイアログ・イン・サイレンスは、一切言葉を使わずに表情やボディランゲージだけで…

RENT(東急シアターオーブ)

観劇日:2018年8月10日 劇場:東急シアターオーブ(渋谷) もう何年も前に、イギリス一人旅をした友人が、「英語全然わからないのに号泣した!」とサントラを貸してくれたのが、レント。 お盆前に、NY気分を味わおうと急遽当日券で観ました。半額くらいのエ…

「トーチソング」11月よりブロードウェイでリバイバル上演

大昔に加藤健一事務所の「トーチソング・トリロジー」を下北沢の本多劇場で観たことがあります。記憶がおぼろげなのですが、最後にゲイの主人公が自分の心情を訴えるシーンで強く心動かされたことを覚えています。 この舞台が、今年の11月からブロードウェイ…

NTLive「スカイライト」

観劇日:2018年8月3日 映画館:池袋シネリーブル ナショナルシアターライブでの鑑賞。 実は3回目ですが、濃密な言葉の応酬で何回観ても新しい発見があります。最後はしみじみと幸せな気持ちになる作品です。2015年トニー賞でリバイバル演劇作品賞を受賞。 【…

lyftはタイムズスクエアでは呼ばない方がいい

ニューヨークでの移動手段はイエローキャブは全く使わず、もっばらlyftを使いました。lyftはUberと同じ、普段は他の仕事をしてる人が自分の空き時間に自家用車に乗せてくれるサービスです。(Uberは私のUQモバイルではSMSで設定時のメッセージが受け取れず、…

名曲ピックアップ18夏:A Hymn to Him(My Fair Lady)

My Fair Ladyは1956年初演なので、18夏というのはどうかとも思いましたが、今上演されてるので。 トランシルベニア大使館での社交界デビュー大成功の後に家出したイライザについて、ヒギンズ教授が「なぜ女は男のようになれないのか?」と怒りをぶちまける歌…

ミュージカル「トッツィー」が19年3月ブロードウェイへ

ダスティン・ホフマン主演の映画「トッツィー」がミュージカルになって2019年3月にブロードウェイで上演されるようです。この9月からプレ・ブロードウェイ公演がシカゴで行われます。 音楽をThe Band's Visitのデイビッド・ヤズベックが担当しているのが非常…

名曲ピックアップ18夏:Omar Sharif(The Band's Visit)

2018年トニー賞を10部門も取っていながら、Today Tixでのチケット代が49ドルからと、いまいちふるわないThe Band's Visit。Dear Evan Hansenは最低でも129ドルするのに。 応援の意味も込めて、The Band's Visitから2曲目「Omar Sharif」を取り上げます。 到…

思わず偽物に手を伸ばしてしまう心境:Words Fail(Dear Evan Hansen)

今回は、昨年夏に観たDear Evan Hansenから「Words Fail」について。 主人公エヴァンが、自殺した同級生コナーの遺族に、自分がついていた嘘を打ち明けるシーンで歌われる歌。聴くだけで体力使うような、6分近くある大曲です。 Words FailBen Plattサウンド…

観劇で腰痛になった時役に立つエクササイズ

飛行機13時間に加えて、連日観劇をしていたら、当然なるのが腰痛。 私はYoutubeでこんな動画を見つけて、時々やっていました。 冒頭の1分半くらいは「ストレッチは腰を痛めるからやめた方がいいよ」というような話をしてるので、飛ばしてもいいです。 このエ…